芸術講座の様子
東寺蔵両界曼荼羅図模写完成を迎え、10月16日に記念講演が催されました。
本大学、模写班が6年の歳月を掛け完成させた「東寺両界曼荼羅」。
この作品完成時期と近くして、今年度4月から「文化財保存修復研究所」も設立しました。
「文化財保存修復研究所」は作品自体に修復を施す場所として。
「模写班」は原本作品資料を基に精密な模写作品を制作する場所として。
二つの施設により、作品保存の研究がより充実して行えるようになりました。
これらを記念し、客員教授・有賀祥隆先生と名誉教授・山崎隆之先生が講演を行われましたので、その様子をご紹介します。
有賀祥隆先生が両界曼荼羅図について講演されている所。
百数十名の方が聴講されました。
山崎隆之先生は法隆寺模写館の展示室内で講演をされました。
両講座ともに多くの受講者を迎えて盛況に催され、講師の幅広く深い知識に、受講者は熱心にメモを取っていました。