芸術講座「愛知県と災害」講座を開催しました

12月5日(木)に、芸術講座「愛知県と災害」講座を開催しました。

本講座は2016年より開催している「災害と文化財」講座の第4回目講座で、今回は愛知県陶磁美術館より田村哲先生、名古屋市博物館より鈴木雅先生をお呼びし、東日本大震災での文化財レスキューやこの地域が甚大な被害を被った伊勢湾台風の例を交えながら、災害が起きたときに博物館・ミュージアムが何をすべきなのか、何ができるのか、といった内容でご講演をいただきました。

今年は日本列島各地で豪雨や台風、また首里城の火災など多くの災害にまつわるニュースがあり、災害と文化財というテーマへの関心がより高まった年であったように思われます。

研究所でも引き続きこのテーマについて考えていきたいと思います。

 

開会挨拶(北田克己所長)

 

講演①「文化財をのこしつたえる ミュージアムと防災」

田村哲氏


講演②「伊勢湾台風と文化財・博物館資料」
鈴木雅氏