芸術講座「原爆の図」ーよみがえる想いーを開催しました
11/16(水)に、芸術講座「原爆の図」ーよみがえる想いーを開催いたしました。
本講座は研究所主催《災害と文化財》講座の第7回講座でもあり、愛知県立大学人間の尊厳と平和のための人文社会研究所にご協力を頂いて愛知県立大学長久手キャンパスを会場にしての開催でした。
講演内容は当研究所で現在修理を進めている「原爆の図」に関連し、「原爆の図」を所蔵管理されている丸木美術館より学芸員の方をお招きしての講演及び研究所研究員による修理経過報告を行いました。
当日は会場での対面とオンラインでの配信を合わせて200名程の方にご聴講頂き、特にオンライン参加の中には関東をはじめ遠方からのご登録も多く「原爆の図」に多くの人が関心を寄せていることが伺い知れる講座となりました。
井手康人研究所所長による開会挨拶
講演①「原爆の図」はなぜ描かれたか―戦後社会と原爆表象
岡村幸宜(原爆の図丸木美術館)
講演②「原爆の図」を未来に残すために―作品を守り、伝えていく取り組み
後藤秀聖(原爆の図丸木美術館)
「原爆の図」第一部《幽霊》修理経過報告
磯谷明子(愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所)
質疑応答